設定(Apple)
管理者は、Appleデバイスのさまざまな設定を構成、有効化、無効化できます。
サイレント登録(macOSのみ)
macOSデバイスのサイレント登録は「有効」にロックされています。 これは、テナント内のすべての新規デバイス登録を対象とし、Mobile@Work 1.4またはサポートされる以降のバージョンで使用できます。
プロファイル設定
管理者は、MDMプロファイルがインストールされていない場合、エンドユーザーへのメール送信、macOSおよびGo for iOSクライアントへの通知の送信を有効化または無効化することができます。 MDMプロファイル通知機能はデフォルトで有効になっています。
手順
- [管理] > [設定] を開きます。
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[MDMプロファイルがインストールされていない場合、ユーザーにメールを送信し、クライアントに通知を送信する] オプションを選択または選択解除します。
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メール/通知の最大回数を1~4の間で選択します。
- [保存] をクリックします。
自動デバイス登録(iOSのみ)のOS更新
管理者は、自動デバイス登録についてiOSオペレーティングシステム更新をオンにすることができます。 このオプションが有効化されている場合、Device Enrollmentデバイスは、Device EnrollmentプロファイルのOS更新のスケジュール設定ではなくソフトウェア更新の構成を使用します。
デフォルトではこのオプションがオフになっており、Device EnrollmentプロファイルのOS更新のスケジュール設定が使用されます。 この設定をいったんオンにするとオフにはできません。 この設定は、すべてのDevice EnrollmentプロファイルのOS更新のスケジュール設定を削除します。
監視対象の非Device Enrollmentデバイスはソフトウェア更新設定を使用します。
手順
- [管理] > [設定] を開きます。
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[自動Device Enrollmentにソフトウェア更新構成を使用] オプションを選択または選択解除します。
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[はい] をクリックして確定します。
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[保存] をクリックします。
マルチユーザーセキュアサインイン
管理者は、ユーザーがiOS共有デバイスでマルチユーザーセキュアサインのWebクリップからログアウトしたときにデバイスパスコードをクリアできます。これには [管理] > [Apple] > [設定] の「マルチユーザーセキュアサインイン」セクションにある「ユーザーのログアウト後にパスコードをクリア」オプションを選択します。
制約構成の優先度設定
管理者は、[管理] > [Apple] > [設定] の [制約構成の優先度設定] セクションから [iOS制約構成] または [macOS制約構成]オプションを選択することにより、複数のiOS/macOS制約構成の優先度を有効にできます。 このオプションはデフォルトでは無効化されています。 優先度の仕組みについては、構成の優先度決定を参照してください。
手順
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[管理] > [Apple] > [設定] を開きます。
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[制約構成の優先度設定] セクションで [iOS制約構成] または [macOS制約構成] オプションを選択します。
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[保存] をクリックして優先度を有効化します。「制約構成の優先度設定(iOSまたはmacOS)が有効です」バナーが表示されます。 優先度が [承認] される前の状態:
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配布の概要を編集(あれば):優先度設定を有効化すると、選択した制約構成の配布の概要が「他のスペースにあるデバイスに適用」から「最高優先度で他のデバイススペースにあるすべてのデバイスに適用」にデフォルトで変更されます。
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作成順にデフォルトの優先度を指定:選択した制約タイプの構成には、作成順にデフォルトの優先度が指定されます。
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構成の管理の一時停止:選択した制約構成(たとえばiOS制約構成)の管理は優先度の承認まで一時停止されます。
優先度を有効化した後、制約への変更は承認されるまで処理されません。 管理者は、承認の前に [構成] セクションから制約構成の配布、配布の概要、優先度を編集できます。
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優先度を有効にするには [承認] オプションを選択します。
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[保存] をクリックします。
iOS制約構成オプションの選択を解除するときは承認オプションが表示されません。変更は即座に適用されます。
優先度が無効の場合、構成に優先度はありません。 すべての制約構成は対象となるデバイスにプッシュされます(次のデバイス同期で)。
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配布の概要(あれば):制約構成の優先度設定が無効の場合、配布の概要は「最高優先度で他のデバイススペースにあるすべてのデバイスに適用」または「最低優先度で他のデバイススペースにあるすべてのデバイスに適用」から「他のスペースにあるデバイスに適用」に変更されます。
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優先度の指定なし:選択した制約構成から優先度が削除されます。